日本には、世界からの厳しい目

投稿日時 : 2020/07/28 18:00

「COVID-19の対応で、日本は外国人に扉を閉ざす」Le Point誌のサイトより。

フランスの情報誌の東京特派員が指摘するのは、日本での「外国人差別」とも取られる、Covid-19への対応と称した外国人に対する厳しい措置だ。

この記事によると、対象となるのはそもそも殆どいなくなった外国人旅行者だけではなく、日本滞在の長さに関係がなく、全ての外国人が対象だという。厳しい措置とは、いったん日本を出国した外国人は、何十年も日本に住んでいようと、日本人と結婚していようとも、日本政府が危険レベル3と認定している146の国に滞在したものは再入国が認められないという。ビジネスに関しては、外国の投資家はすでに日本に見切りをつけはじめているともいい、アジア圏をカバーしているジャーナリストも日本にいた場合、日本から移動できなくなっているという。

これは、日本で「外国人」であるというだけが理由で、フランスをはじめとするヨーロッパ諸国では外国人と自国民で移動の制限は変わらない。この「異常」な状況を外務大臣に聞いたところ、「怒って」、異常ではないと答えたという。さらに入管管理局の担当者によると、4月3日以降、17000人の外国人在留者が出国したが、彼らの再入国は認められないという。