あと一週間

投稿日時 : 2024/06/03 17:30

「ヨーロッパ議員選挙、世論調査:ヴァレリー・エイエール、左派は微増」
地方紙Sud Ouestのウェブサイトより。

フランスでは、大統領選挙の次に重要な選挙とも言われているヨーロッパ議員選挙まであと一週間となった。

選挙を大きく左右するような大きな政治問題もないまま、そして将来の大統領選挙の予告とも言われている現首相のアタル氏と極右政党のバルデラ氏のテレビ討論などはあったが、そこまで盛り上がりに欠けているような今回のヨーロッパ議員選挙。

それでも今週末は最後の週末というころで、それぞれの陣営が世論に訴えかけ、各メディアでも最新の世論調査が発表された。

それによると、極右勢力の優位はかわらないものの、与党勢力は微増しており、複数ある左派系の政党も支持を伸ばしているという。

投票まであと一週間、ポイントはやはり、極右政党の勢いをどこまでとめられるかだろうか。その際に、左派系政党がどのくらい支持を伸ばすのかも注目される。

また、このタイミングで、木曜日にマクロン大統領が「国際情勢について」語るために夜のニュースでテレビインタビューを受けることになっており、これに対して各政党からは特権濫用だと、非難されている。

上から、極左、左派系、黄色が与党系、RNが極右政党。