それでもフランス人

投稿日時 : 2020/03/11 18:00

3月9日(月)国営放送France5のお昼の情報番組では
司会者同士が肘で挨拶しましょうと見本を見せた。

日本でもドイツのメルケル首相が握手をしなかった映像が流れていたが、ヨーロッパ、そしてフランスではCovid-19の感染拡大予防のため、まずは、第一の感染場所となる手洗いの徹底のキャンペーンがされている。

3月9日(月)の民放M6のスポットニュースより。
「フランス人の習慣」

そんななかで、フランス人が実際はどうやって日常で挨拶をしているかという調査結果が出た。肘や足をぶつけて挨拶しようなどという案もあるが、実態は:75%が初対面の人に握手、85%が知人に握手、91%が親しい人にビズーをしているという。

これは、街中でほとんどの人がマスクをしている日本から見たら考えられないだろう。が、フランスからみたら、いまだに、マスクをしていても、満員電車という閉鎖された空間に何十分も乗って通勤を続ける日本人も信じられないだろう。それが先週のLibérationの記事の写真が示している。マスクをしたサラリーマンで埋め尽くされる品川駅の写真だ。

3月4日のLibération紙のサイトより。「コロナウィルス:東京オリンピックはまだどっちつかず」