ウイルスと信仰

投稿日時 : 2020/04/24 17:30

「公衆衛生危機:ヤホベ、イエス、アラー、そしてコヴィッド」
L’Obs誌の紙面より。

日本では全く問題にされていないが、フランスではある程度(メディアにもよるし、扱いはそれほど一般的には大きくはない)、問題にされているのが、Covid-19に関連した宗教関連の話題だ。

亡くなったイスラム教徒の埋葬の問題の話題や、礼拝などの宗教行事の「三密」(フランスではこんな言葉はない)の状況をさける話題、オンラインのミサの話題などが、報じられている。

週刊誌L’Obsでは、Covid-19による宗教への影響などをまとめた記事を掲載している。フランスでも、カトリック教徒のほか、ユダヤ教徒やイスラム教徒だけではなく、福音教徒などもいる。そもそも人が集まることが原則の宗教活動にとって、COVID-19は天敵でしかない。

この週刊誌の記事では、フランスに限らず、世界の様々な宗教での対応を紹介。

ロシア、メキシコ、インドネシアなど、様々な国で、様々な宗教で、Covid-19への対応に苦労しているという。