東京からディーゼル車、そしてガソリン車がなくなるのはいつ?

投稿日時 : 2022/02/25 17:30

「交通:ヨーロッパの都市の中でパリは、ゼロカーボンの移動に向けて進んでいる?」
20 Minutes紙のウェブサイトより。

昨日、ヨーロッパの60余りのNGOが共同で発表したのは、ヨーロッパで2050年に設定されているゼロカーボンにむけて、ヨーロッパの都市がいまどのような状況にあるか、順位をつけて発表した。

トップ3は、北欧の都市で、オスロー、アムステルダム、そしてヘルシンキだが、パリは5位となかなかの健闘だという。ちなみに他のフランスの都市では、リヨンが11位、ストラスブールが20位、マルセイユが26位だ。

対象になった都市はヨーロッパの人口10万以上の都市440のうちの36で、指標は11で、大気の状態、徒歩や自転車(ゼロカーボン)で移動する場合の利便性と安全性、自動車渋滞、公共交通網、クリーンな交通のための政策などなど。これらの指標で80-100%であれば、「A」を得られるはずだったが、トップ3でもAではなく、Bにとどまり、まだまだやるべき事があるという結果になった。

パリで評価されたのは、他の都市よりも人口が密集しているにもかかわらず、市や国の政策が評価されている点もあるという。

ちなみに、パリは2024年にディーゼル車、2030年には全てのガソリン車の禁止を目標にしている。(日本は2035年にやっと新車販売を禁止となっている)

2020年代はポストコロナ、ウィズコロナの時代になるようだが、脱カーボンの動きも、ヨーロッパ、フランスでは大きく進むように見える。