映画も再開の準備
投稿日時 : 2021/05/10 17:30
あと10日をきった。4月30日にマクロン大統領が、「リーダーシップを発揮して」(日本から見るとこのように形容するが、フランスでは政治家としてはある意味で当然のことだろう)、はっきりと示した通常の生活の再開に向けたロードマップ。第二段階の大きな段階が5月19日。カフェやレストランのテラス席の営業再開、美術館や映画館の再開、夜間外出制限が21時からになる。
なんとか感染者数、重症者数、実効再生産数なども改善しており、ワクチン接種も予定を前倒しで進み、今週末には2千万人のワクチン接種を目指している。
そこで、通常生活の再開にむけて様々な動きがでてきている。映画についてもしかり。映画の撮影や制作も滞っており、カンヌ映画祭も7月に延期となっている。映画の公開も延期を重ね、公開されるべき映画もたまっている状態だ。公開を待っている映画は450本もあるという。
そこで、フランスの国立映画センター(Centre Natioal du cinéma)が、映画の公開のタイミングを調整しようと、5月5日に会合を開いた。ところが、独立系のフランスの配給会社と、アメリカの大手配給会社はもちろん、フランスの大手配給会社もこのような調整には耳を貸さずだという。独立系の配給会社は協力して、お互いの映画をつぶし合わないように、こうした調整に前向きではあったが、もちろん全世界的に公開スケジュールが決まっているアメリカの大手はもちろん、フランス大手も、自分たちのタイミングで映画は公開すると話合いに参加せず。このままでは、5月19日、水曜日、フランスでは映画の公開日には、多くの映画が公開されることになりそうだ。
映画も再開の準備
投稿日時 : 2021/05/10 17:30
あと10日をきった。4月30日にマクロン大統領が、「リーダーシップを発揮して」(日本から見るとこのように形容するが、フランスでは政治家としてはある意味で当然のことだろう)、はっきりと示した通常の生活の再開に向けたロードマップ。第二段階の大きな段階が5月19日。カフェやレストランのテラス席の営業再開、美術館や映画館の再開、夜間外出制限が21時からになる。
なんとか感染者数、重症者数、実効再生産数なども改善しており、ワクチン接種も予定を前倒しで進み、今週末には2千万人のワクチン接種を目指している。
そこで、通常生活の再開にむけて様々な動きがでてきている。映画についてもしかり。映画の撮影や制作も滞っており、カンヌ映画祭も7月に延期となっている。映画の公開も延期を重ね、公開されるべき映画もたまっている状態だ。公開を待っている映画は450本もあるという。
そこで、フランスの国立映画センター(Centre Natioal du cinéma)が、映画の公開のタイミングを調整しようと、5月5日に会合を開いた。ところが、独立系のフランスの配給会社と、アメリカの大手配給会社はもちろん、フランスの大手配給会社もこのような調整には耳を貸さずだという。独立系の配給会社は協力して、お互いの映画をつぶし合わないように、こうした調整に前向きではあったが、もちろん全世界的に公開スケジュールが決まっているアメリカの大手はもちろん、フランス大手も、自分たちのタイミングで映画は公開すると話合いに参加せず。このままでは、5月19日、水曜日、フランスでは映画の公開日には、多くの映画が公開されることになりそうだ。