高い!

投稿日時 : 2019/09/05 18:30

Le Parisien紙のサイトより。9月5日付。
「不動産:パリで1平方メートルあたりが1万ユーロを越える」

本日、パリの公証人によって正式に発表されたところによると、パリ市内の不動産物件の1平方メートルあたりの平均価格が8月に1万ユーロを超えたという。

実際の販売価格を考慮すると、2018年12月には10300ユーロを超えていたという。パリの不動産(売物件はもちろん、賃貸も)は、急激に上がっているのは誰にとっても明らかだったが、数字ではっきりしたことになる。

この数字は平均なので、詳しく見ると、パリの20区のうち、13区で1万ユーロを超えているが、最も高い地区(15000ユーロ以上)と低い地区(7500ユーロ程度)の差も大きい。とはいえ、ニューヨーク(13500ユーロ/m2)やロンドン(14500ユーロ/m2)よりはまだましだが、上昇傾向は止まりそうもないという。この10年での上昇率は60%との試算もある。

これはパリの不動産の需要と供給バランスの需要が多いためで、パリの売物件は平均で42日で買い手がつくという数字があり、さらに人気の地区の物件は一週間で買い手がつくという。そしてこの上昇傾向はパリ市を越えて周辺の都市にも波及しているという。

同紙より。パリの20区の平均価格(m2)