おせち vs ビュッシュドゥノエル

投稿日時 : 2020/10/01 18:00

「2020年パリ、最高のビュッシュ・ドゥ・ノエル」
パリのイベント情報サイト、Sortir A Parisのサイトより。

日本でもそろそろおせちの予約やクリスマスケーキの予約が始まっているが、フランスでは、ノエルことクリスマスの、ビュッシュ・ドゥ・ノエル(Bûche de Noël)の話題が始まるころだ。

パリでは、今では日本でも別のタイミングで開催されているサロン・デュ・ショコラが開催され時期であったが、今年はもちろんCovid-19の影響で中止になったが、それでもショコラティエはもちろん、パティシエたちも、2020年の新作のビュッシュ・ドゥ・ノエルを発表しはじめている。

もともと、フランスでのクリスマスは、家族で過ごすのが基本で、日本のお正月のような家族のイベントだ。だが、日本のお正月はすでに都市部などでは家族が集い、おせちを食べるというところはすくなくなっているようだが、フランスでは、ノエルを家族で過ごすことは特に日本のほどの変化はない。

それでも、日本のおせちよりも、毎年の変わりようが大きいのが、ビュッシュ・ドゥ・ノエルではないだろうか。そもそも、定型というものがなく、年に一度のことで、フランスのお菓子職人たちが腕を振るう絶好の機会だ。上記のサイトでも、星付きレストランのパティシエのもの、ショコラティエのもの、独特なもの、お買い得なもの、さらには、アイスケーキなど、ジャンル別のベストを紹介している。