Appleの対応

投稿日時 : 2019/01/02 15:00

France 2の朝の情報番組から。

ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)への対応の一環として、マクロン大統領は、12月10日、年末ボーナス(prime de fin d’année)を社員に与えるように会社にうながした(その分は非課税)。

もちろん、中小企業などでそのような余裕がないところもあるが、大企業(Altice-SFR, Illiad (Free)などの通信大手や、日本でもなじみのあるLVMHグループ)はこの方針に従った。通信大手のOrange(日本でいうと、DocomoやAU)は、給与によって、500ユーロから1000ユーロのボーナスを与え、対象社員は二万人近いという。

ところが、仏アップルは、この大統領の方針には従わず、支払いを拒否。コメントも拒否。フランスにある10数箇所のアップルストア(パリ、リヨン、リール、エクサンプロバンスなど)では、労働組合(CFDT, CGT )の主導のもと、従業員たちがクリスマス前にボイコットを行った。