Le Blog：ふらんすメガネ

フランスから見る8年目・8年後

投稿日時 : 2019/03/11 19:30

東日本大震災とフクシマの原発事故から8年。本日朝のFrance Infoでは、フランスの放射線防護・原子力安全研究所（IRSN）などが、5年をかけて、地元住民や地方政治家、専門家からも話をきいたリポートを発表したことをうけ、その内容を紹介した。

8年前の大惨事の社会的影響を見るという目的のこの報告書で、主なる結論は、日本人はもう政治家にも専門家にも信頼を置いていないと紹介。

また、現状については、460億ユーロを自治体の除染に使ったにもかかわらず、住民の帰還は15％にとどまり、その一部は、東電に対して裁判を起こし、12000以上の人が訴訟を起こしていると紹介。