300人以上のジャーナリストを前に4時間

投稿日時 : 2022/03/18 17:30

「大統領選:エマニュエル・マクロンが政策を発表したが……。過去からの教訓と将来への野望で、4時間の講演」
地方紙La Dépêche du Midiのウェブサイトより。

マクロン現大統領は昨日、300名以上のジャーナリストを集め、4時間以上にわたって、大統領候補として次の5年の政策を発表した。

今日のフランスのメディアではもちろん大きく取り上げられているが、あまりにもポイントが多く、まとめるのも苦労しているようにみえる。よく言えば、まんべんなく様々な問題に取りかかっているといえるが、悪く言えば、軸となる方針もなく、目玉となる政策も提案できていないといえるだろうか。

年金受給年齢を65歳にするとか、学校や医療に力をいれるとか、農業やエネルギーでの自立を目指すとか、社会保障を充実させるとか。150億ユーロの減税をするとか。あまりにもポイントが多く、これと言った大きな政策もないようで、対抗する候補者たちもどのように対抗するかはこれからだろうか。メディアもいくつかのポイントを強調していたりするが、肝心の有権者の判断もこれからだろうか。

第一回投票まであと23日、もうカウントダウンが始まっているといえる。「ザ・候補者」マクロン現大統領は、この週末に新しい政策をまとめた24ページのパンフレットを600万世帯に送付するという。