日常も戻り、大気汚染も戻る。

投稿日時 : 2020/06/10 17:30

「イル・ド・フランス:デコンフィヌモン(隔離解除)以降、大気汚染は急上昇中」
Le Parisien紙のサイトより。

本日のフランスメディアは、7月10日までとされていた衛生非常事態宣言(Etat d’urgence sanitaire)は延期されない方針というニュースを多く取り上げている。

Covid-19の感染重症者数も死者数も減少が続き、医療体制も通常に戻りつつある。現在はテラス席のみ営業可能のパリのカフェやレストランも近々店内での営業も可能になるという。

このように日常生活が戻る中、パリなどの大気汚染は急激に通常の数値に戻りつつあるという。「コロナ後」の生活では自転車が活躍し、人びとの環境意識がさらに高まるという意見もあったが、大気汚染に関しては、コロナ前もコロナ後も変わらず(とりあえず)だ。

それでも新しく自転車専用レーンが設置された地域では若干の数値の改善がみられたのことは救いだろうか。