プラスチックからの脱却。

投稿日時 : 2019/03/07 18:30

Le Parisien紙のサイトより。「プラスチックの製造と廃棄物… WWFからの警鐘」(3月4日)

Le Parisien紙が、4日(月)に独占記事として、WWFのリポートを紹介。そこでは、現状のままであれば、2030年までにプラスチックの製造量は40%増加するという。

この報告・報道を受けて、その後、他の新聞やテレビでもこの話題が取り上げられた。

例えば、Le Pointでは、フランスは、トルコ、スペイン、イタリア、エジプトについで、5番目に地中海を汚している国で、その量は一日に66トンのプラゴミだと紹介。また、フランスでのプラゴミのリサイクル率は22.2%と、ヨーロッパで最下位の次に悪いという。

France 5の情報番組、「C à vous」では、フランスWWFの代表を招いて、解説。WWF代表は、政治や企業任せではなく、個人の意識から変えていくことが重要だと説明。日本国内ではダウンロードできないが、アプリ「WAG(We Act for Good」を使って、具体的な行動をとってほしいと訴えた。

3月15日、16日とフランスでは大規模な環境に関するデモが予定されている。マクロン大統領の大討論会も大詰め、そしてヨーロッパ議員選挙も間近というタイミングで、環境問題は、社会福祉や労働問題と同じくらい大きな問題になっているようだ。

France 5の番組より。3月5日。