フランスの外国人事情

投稿日時 : 2020/01/22 18:00

「フランスへの難民申請は2019年に7.3%の上昇」
20 Minutes紙のサイトより。

火曜日に内務省が発表したところによると、2019年にフランスへの難民申請は132614件で、7.3%の上昇だった。上位の国は、アフガニスタン、ギニア、ジョージア、アルバニアだったというが、内務省によるとジョージアとアルバニアからの難民申請は「異常」だという。

そして、2019年の国外追放は23746件で、これは19%の上昇だったという。
フランスは2015年から亡命希望者が急激に増加している。世界情勢などに左右されるのは当然だが、ヨーロッパの国でもフランスは亡命者が多い国だ。

カルロス・ゴーン日産元会長の逃亡劇などの一連の話題で、日本の司法制度が世界からみると前時代的、少なくとも世界のスタンダードとは違うことが世界中に知られたが、日本の外国人政策も世界、とくにフランスとは大きく異なる。いまはかろうじてインバウンドの訪日外国人の話題が海外で報じられるようになったが、これからは日本の外国人移民、さらには日本への難民についても、海外でも知られることになるかもしれない。