ゲーム台も男女平等

投稿日時 : 2019/11/21 18:00

「マルセイユ:大学で、差別と闘うために男女混合ベビーフット(テーブルサッカー)」
20 Minutes紙のサイトより。

日本で言うと温泉地などでの卓球だろうか。フランスのBaby-Foot(日本語訳だとテーブルサッカー)は、カフェや若者が集まる場所に設置されているゲームだ。最近のお洒落なカフェにはないが、古いフランス映画などではカフェで若者たちが遊んでいるのが見られる。

これまでサッカー選手の人形は、ほぼ男子だった(時折、性別もわからない単なるコマのようなものもある)が、マルセイユの大学の学生寮に設置されたのは、女子プレーヤだけでなく、肌の色も様々な人形のテーブルサッカーだ。

学生たちの反応はというと、「たかがゲームで、人形が男だとか考えたことがなかった」、という人もいれば、「差別意識はこういう小さなことから始まるから、これはよい試みだ」という学生もいたという。

この男女混合ベビーフット(テーブルサッカー)は、これまでも他の都市で設置されたことがあったが、このマルセイユの大学では一気に8台を設置し、一つの地域にこれだけが集まったのは初めてだという。