ようやくのルール作り。

投稿日時 : 2019/10/28 18:30

「速度、年齢、ヘルメット着用…。電動キックボードに乗るための新しい規則」
L’Express誌のサイトより。

これまでフランスでもグレーゾーンであった電動キックボードだが、10月26日から新しく施行された道交法の改正によって、個人の移動手段機械(engins de déplacement personnels (EDP))として、他の機械(ホバーボード、モノホイール、ジャイロポッド(セグウェイ系)など)と同様に、道交法が適応されるものとして定義された。

簡単にまとめると、下記のような制限がある。

速度制限:原則として最高で25km/h。設計上これ以上の速度が出るモーターがついた機器は公道を走ることはできない。パリ市は、市内のシェア電動キックボードを提供する会社に、最高速度を20km/hに制限するように求めている。

走行・駐輪場所:都市部では、歩道での走行は禁止だが、市長が許可した場合は別。モーターを切っていれば歩道を走行できる。パリ市では公共の公園などでも電動キックボードは禁止で、歩道での駐輪も禁止することになるが、パリ市以外では歩行者の妨げにならないかぎり認められる。

年齢制限:道交法の改正によって、12歳以下の利用は禁止。パリ市では、シェアリングサービスの利用は最低18歳から。さらに、自動車の免許証が求められる場合もあるという。

二人乗りも禁止。ヘッドフォン・イヤホンも禁止。ヘルメットはパリ市以外では義務だが、パリ市では「強く推奨」。

そして。。。
こうして決まった規則を破った場合、罰金は35ユーロから。(二人乗りをしていた場合、イヤホンをしていた場合)さらに、歩道を走っていたら135ユーロ。速度超過は1500ユーロという。