フレンチ・ダーク・ウェブ

投稿日時 : 2019/06/14 18:30

Le Figaro紙のサイトより。「サイバー税関が見事に“ダーク・ウェブ”のフランスネットワークの足をつかんだ」

13日付けのLe Figaro紙によると、6月12日から13日にかけての夜中、サイバー税関(cyberdouane)が、麻薬や武器、偽造書類の取引に使われていた、いわゆる“ダーク・ウェブ”の組織の三名を逮捕したという。

これは、通称「French Deep Web-Market」という、かねてからサーバー税関が目をつけていた、フランス語圏でも大きな“ダーク・ウェブ”のプラットフォームで、そのユーザー数は5800、そのうち、バイヤーが700人という。2018年から監視をしていて、今回が二回目の逮捕となる。逮捕は、ニース、メッツ、ボルドー、レンヌなどで同時に行われていた麻薬の売買を追っていたもので、ビットコインなどの仮想通貨や、プリペイドカードでの支払を押収、その額は数千ユーロだという。

今回の逮捕の詳細はまだわかっていないが、2018年6月にあった通称「Black Hand」というダーク・ウェブのフォーラムの次に大きな逮捕になる。ちなみに当時捕まったのは、二児の母の28歳の初犯の女性だった。